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adviceが不可算名詞である論理的説明

adviceは不可算名詞

adviceは不可算名詞として有名です。

a piece of adviceとかa word of adviceとか言って数えることになります。

この単語がなぜ不可算なのか、いろいろと説明が試みられているようです。

 

adviceが不可算である論理的説明①

私の聞いたことがある説明は、その説明をしていた先生の口調も合わせて再現すると、

ほら、アドバイスって色々な人が色々なこというでしょう?で、何かを数えるためには、その一つ一つが同じものとして認識されないといけない。でもアドバイスには色々なものがあるから、数えることはできない。

これが正しいとすると、英語で可算名詞として扱われている名詞のほとんどが本来ならば、不可算名詞として扱われないといけないことになります。

 

adviceが不可算である論理的説明②

またこのような説明も見かけました。

■①具体的に決まった形をイメージできないものは、数えない名詞(不加算名詞)

work(仕事)、information(情報)、advice(助言)、news(知らせ)、damage(損害)
って具体的に決まった形をイメージすることってできますか?

出来ませんよね?

 
そのようなものは英語では
”量”で考える、数えない名詞(不加算名詞)になります。 

 

native-eigo.com

これが正しいとすると、例えば抽象的なものの代表として考えられるidea(考え)も不可算名詞のはずですが、これは可算名詞です。

 

adviceが不可算である唯一の論理的説明

それは簡単です。「論理的な理由などない。たまたま現代の英語では不可算名詞として扱われている」ということです。

江川泰一郎著『英文法解説』改定三版から引用します。

上のwork以下の名詞がなぜ不可算なのかと問われても、決め手になる論理的な説明をすることはできない。たまたま英語では不可算名詞として扱われるということである。(p.10)

私はこの説明に心から賛成します。時々英語の文法事項をすべて何かしらの理由をつけて解説したがる人がいますが、それは逆に生徒を混乱させるだけになるでしょう。